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2011.08.29

 8月24日、数ヶ月前から告知してた通りV6の両A面シングル「Sexy. Honey. Bunny! / タカラノイシ」が発売されました。「Sexy. Honey. Bunny!(以下セクバニ)」で、僕は作詞・ヴォーカル&ラップ・プロデュースと、バック・コーラスを担当させてもらいました。

 「セクバニ」は僕と同い年の売れっ子職業作曲家corin.さんとの共作で、彼がすべての楽器の演奏と打ち込み、作曲・編曲とトラック・プロデュースを担当。スタジオではメンバーとアイディアを出し合いながら、80年代/90年代のユーロ・ビート、ハイエナジーなどと呼ばれた「病的でギラついたダンス・ミュージック」を軸としながら、そこに「伝統的なジャニーズらしさ」を混ぜ合わせ、モダンに、そしてユーモラスに、あくまでも「2011年」的に再構築することをテーマにしました。

 僕にとってほぼ同世代のV6の年長組トニセンの3人は、彼らが光GENJIのバックで踊っていた「平家派」時代から、80年代ジャニーズ、もっと言えば「ザ・ベストテン」的な世界感を身体に浴びた子供の頃からのスターです。
 そして、世代が下のカミセンの3人には、僕らの世代には出せない90年代以降のストリート感覚がある。そのふたつを併せ持ったキャッチーでソリッドなタイトル、言葉を、歌い踊ってもらうのが狙いでした。

 サウンド的には、80年代末から90年代初頭にかけて世界中で一世を風靡した日本製シンセサイザー、KORGのM1が大活躍。corin.さんのブログ http://bit.ly/pyNFNA によると、彼がはじめて買ったシンセだそうで、その実機が20年の時を経て今回のサウンドでも鳴り響いています。

 今回、6人のヴォーカル・レコーディングにすべて立ち会えたのが本当に嬉しかったです。これまで、少年隊、近藤真彦さん、KAT-TUN、20th Century、SMAPとジャニーズ関連の作詞・作曲に関わらせてもらいましたが、それらはあくまでも「作家」としての関わりで(このこと自体はまったく不自然なことではないです)、歌っている現場でディレクションしたことはありませんでした。

 僕自身は自分の音楽的に最も優れた部分は、言葉のニュアンスや細かいリズム感などを総合した「楽曲プロデュース能力」だと考えてますので、そういった意味でも「セクバニ」にはまさに「たのきん全力投球」できました^^。

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 作詞を依頼されたのは5月20日。〆切は二日後の正午でしたが、例によって一時間くらい前に勢い良く言葉が浮かんできたので、自分で歌ってスタッフに送りました。

 タイトル「Sexy. Honey. Bunny!」のモチーフは、90年代に夢中で何度も観ていたタランティーノ監督の「パルプ・フィクション」から思いついたもの。

 去年の8月、僕が盲腸で入院していた時、病室に「暇やろ?」と弟の阿楠が何枚かDVDを持って来てくれた中に「パルプ・フィクション」があって、10年以上ぶりくらいにタランティーノ監督の映画を観ることに。

 ちなみに、元々はじめてタランティーノ監督の映画を見たのは92年、大学1年生の

夏、パリの映画館で、でした。公開当初からパリでもかなり話題になっていたので、観てみたのですが、スラングばかりで独特のタランティーノ流の早口の英語でまくしたてる感じにさっぱり読めないフランス語の字幕が出るという僕にとっては厳しい状況で、正直ストーリーはよくわかりませんでした。ただ

日本に帰ってきて、字幕付きで細かいトークが理解出来ると断然面白い!その後、ご多分に漏れず「キリング・ゾーイ」「トゥルー・ロマンス」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」など関連作品に夢中になりました。

 さて、この「パルプ・フィクション」。強盗カップルのティム・ロス演じるパンプキンがファミリー・レストランに押し入るシーンで、ピストルで客を脅しながらも彼女役のアマンダ・プラマーを終止「ハニーバニー!」と可愛らしいニックネームで呼ぶ、という非常に印象的なシーンがあります。

 病室でこの場面を久しぶりに観て、「いつかハニーバニー使ってみよう。タランティーノが象徴する

90年代感、懐かしくていいかもしれない」と思ったのです。盲腸で入院しなければ、改めて

「パルプ・フィクション」をもう一回観ることもなかったでしょうから、こうやってヒット曲のキーワードになったことを思えば、

「人間万事塞翁が馬」というか、どこにヒントが落ちているかわからないものです。

 ともかく冒頭の、森田君の 〜愛がすべて。忘れ「ちゃ!」駄目さ。〜 岡田君 〜「ダっ!」なんて真面目なふりーして 〜 、のリズミックな処理

をはじめ、毎行色々あって全部挙げられませんが、美味しいキメだらけで、ライヴ、クラブ、カラオケなど全方向を想定して「盛り上がる!」作りになっています。

 6人の誰がどのパートを歌うのか、という「歌割り」も僕に任せてもらいました。ミュージカルの若き座長であり、ジャニーズ史上でも屈指の歌唱力を誇る坂本さんの「Sexy!」から、最後のフェイク。器用なイノッチは低音からファルセットまで一番コーラスが入ってますし、1番、2番のAメロ歌いだしは、森田剛、三宅健の「剛健コンビ」のアイドル性爆発(!)、そしてグラマラスな低音が魅力的な岡田君はAメロ、サビ、ラップでも大活躍、後半の長野さんの「カモンッ!」は、エネルギッシュかつフレッシュな感じが「ABC」の頃の錦織さん風で、僕は「ニシキオリズムの後継者」と呼んでいるのですが・笑、ともかくそれぞれのキャラクター、声の個性を引き立てることが出来たのでは、と自負してます。

 「Sexy Honey Bunny Said She Send Love(摂氏1000℃ラヴ)」など、僕がよく使う「空耳的手法」も多数忍ばせてあります。カミセン3人(岡田・低音、森田・メインのウィスパー、三宅・高音)のラップ以降、トニセン3人(ファルセット・坂本、地声高音・長野、低音・井ノ原)が掛け合ってくるメロディやアウトロの

コーラス、坂本さんのフェイクのメロディ・ラインなどは僕が作りましたから、全面的にノーナ色も出てるはずです。僕自身、アウトロで聴けるファルセットや、コーラスでも参加しています。

 10年前にノーナで「ENJOYEE! (YOUR LIFETIME)」を作った時、自分としては「一歩間違えばダサいんだけど異常に気分を高揚させるトランス感のあるパーティチューン」を目指していたのですが、それが時代の流れや自分のスキルの向上もあり成就したのが今回の「セクバニ」だと思ってます。

 僕と corin. さんを信じて任せてくれた、V6のスタッフ、メンバーには本当に感謝してます。

 「キラ☆キラ」の「コラ☆コラ」でも話しました。Podcastでも聞けます^^。

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 ちなみに、9月に全国を回る堂島孝平君とNONA REEVESの合同ツアー「FANTASTIC ACADEMY 2011」では、もうひとつの新曲「COSMIC ACTION」を発表します。これは、堂島君との新ユニット「SMALL BOYS」の共作曲で、サウンド・プロデュースは僕と一緒にSMAPや危険日チャレンジ・ガールズ、前回のV6(20th Century)を手掛けた谷口尚久君です。

 コンセプトはずばり「アイドル」(笑うところです)!KinKi Kidsに「カナシミブルー」など、ヒット曲を書いた堂島君と、多数の曲をジャニーズに提供している僕が「自分で歌ってみる」というのがテーマで、どことなく光GENJIの「ガラスの十代」的な「濡れたメロディ」からはじまり、壮大に爆発してゆくキラー・チューンです。CDもツアー先で先行発売する予定です。気になった人はぜひ遊びに来て下さい。札幌では前夜祭のDJパーティもあります!そこでは「セクバニ」はじめこれまでの提供曲もかけまくりたいと思います^^!

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NONA REEVES×堂島孝平 「Fantastic Academy 2011」

2011/9/1(木)  会場 福岡Gate's 7

2011/9/3(土)  会場 心斎橋CLIUB QUATTRO

2011/9/4(日)  会場 名古屋CLUB QUATTRO

2011/9/8(木)  会場 渋谷CLUB QUATTRO

追加!New!

2011年 9/18(日)  会場 札幌Sound lab mole  [ Fantastic Academy 前夜祭 ] 

2011年 9/19(月祝)  会場 札幌Sound lab mole

 北海道でのファンタカ前夜祭DJパーティの詳細が決定致しました! 

足を運べる方は、ぜひ翌日のライブとあわせて2日間ファンタカチームと楽しみましょう♪

 ※お問い合わせは直接下記の会場までお願いいたします。 

 2011年9月18日(日・祝前日) [ Fantastic Academy 前夜祭 ] 

DJ- 西寺 (NONA REEVES) 

奥田健介 (NONA REEVES) 

小松シゲル (NONA REEVES)

 堂島孝平

冨田謙

 -SUPPORT DJ- ミッツィー申し訳

札幌sound Lab MOLE

札幌市中央区南3条西2丁目ニコービルB1F(狸小路2丁目内・旧 BRIDGE)

TEL : 011-207-5101

OPEN 23:00~ALL NIGHT 当日 ¥2,500(1D) 

 問合せ:011-207-5101(mole)/011-208-0651(ロス・エンタテインメント) 

制作:(有)申し訳 http://www.moushiwake.com


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